サイナビ!ブックレットvol.7「現象としての社交不安」を発行しました

社交不安を「症状」ではなく「現象」としてとらえると,何が見えてくるのか。臨床心理学のアプローチから「現象としての社交不安」を解説する連載が1つのブックレットになりました。

ブックレットの内容

佐々木淳「現象としての社交不安」の4回の連載を1つのブックレットにまとめました。

連載第1回はこちら

目次

・Section 1 臨床心理学入門としての社交不安
症状という「現象」
バイオ・サイコ・ソーシャルモデルから見た社交不安
社交不安の仕組み――学習と適応システム
社交不安という現象に触れることの面白さ
・Section 2 これって正常? 異常?――現象の機能を考える
この現象はあなたに何を与えているのか――現象の機能という視点
現象の短期的機能と社会的機能
現象の長期的機能
臨床心理学における正常と異常
正常と異常――誰が決めること?
・Section 3 対人恐怖症は日本文化に
固有の現象なのか?
「対人恐怖症」の誕生と発展
DSM-IIIの到来と誤解
文化結合的という考え方の裏側にあるもの
現象と文化
これからの対人恐怖症研究
・Section 4 現象が現象であるために――病理を超えて
Neglected anxiety disorder?
現象に関する情報の発信の功罪
病気ですよというメッセージ
病気ではありませんよというメッセージ
病理視への2つの傾向
現象への病理視と対応の担い手
治療技法の発展と責任性
最後に――Other neglected aspects?

内容

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