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薬物依存からの「回復」

ダルクにおけるフィールドワークを通じた社会学的研究

相良翔 著

発行日: 2019年12月10日(予定)

体裁: A5判上製288頁

ISBN: 978-4-908736-14-8

定価: 4600円+税

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電子書籍あり(予定)

内容紹介

薬物依存者として生きていく

民間リハビリテーション施設「ダルク」におけるフィールドワークを通じて,薬物依存からの「回復」のプロセスとその意味内容を記述し,社会学的に考察。「自分でどうにかして生きていく」ことだけではなく,「何かによって生かされている」ことも可能な社会のあり方とは。

補論として,4人のライフストーリーを収録。

目次

序章 本論の問題関心

第1章 ダルクとはいかなる場所なのか?

第2章 薬物使用における〈止める―プロセス〉の検討

第3章 調査概要

第4章 「回復」に向けた契機としての「スリップ」

第5章 「回復」と「仲間」――ダルクにおける生活を通した「欲求」の解消

第6章 「回復」のプロットとしての「今日一日」

第7章 「回復」における「棚卸し」と「埋め合わせ」

第8章 ダルクベテランスタッフの「回復」

第9章 薬物依存からの「回復」を巡るコンフリクト

終章 「回復」を支える社会のあり方

補論 ダルクメンバーのライフストーリー

著者

相良翔(さがら・しょう)

2018年,中央大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程修了。現在,埼玉県立大学社会福祉子ども学科助教。

[主要著作]

相良翔,2018,『自分を信じることから「立ち直る」―向き不向きよりも前向きに』セルバ出版.

南保輔・中村英代 ・相良翔編,2018, 『当事者が支援する―薬物依存からの回復 ダルクの日々パート2』春風社.

相良翔,2013,「ダルクにおける薬物依存からの回復に関する社会学的考察―『今日一日』に焦点をおいて」『福祉社会学研究』10: 148-170.

相良翔・伊藤秀樹,2016,「薬物依存からの『回復』と『仲間』―ダルクにおける生活を通した『欲求』の解消」『年報社会学論集』29: 92-103.

相良翔,2017,「更生保護施設在所者の『更生』―『更生』における自己責任の内面化」『ソシオロジ』62(1):115-131.

はしがき

近日公開予定。