心理学の新刊ナビ!(2015年10月)
Posted by Chitose Press | On 2015年10月26日 | In サイナビ!, 新刊ナビ!ノンフィクションから教科書,専門書まで,心理学に関する書籍は毎月多く刊行されています。ここでは,心理学関係の新刊の中から気になったものを一言を添えて紹介します。興味をひいたものがあれば,ぜひ読んでみてください。そこから新しい世界が広がっていくはずです。(編集部)
ロシアの心理学者ヴィゴツキーの伝記。
発達心理学の巨人ワロンの人物像とその思想を紹介する伝記。
日本のレイシズムに関する社会心理学的な研究成果。
潜在的態度やIATの考案者による一般向け著作。ステレオタイプや差別に関する理解も深まる。
注意研究についてまとまった一冊。「統合的認知」シリーズ1冊目。
睡眠時,脳や身体に何が起きているのかを神経科学的に探究
幸福(しあわせ)のありようを,個人の時間軸を切り口に探究。
傷つきから立ち直る力「レジリエンス」について,ひとりひとりへのサポートを視野に入れた研究成果。
新たな親子関係の未来像を描く。『日本の夫婦』の姉妹編。
青少年期の心の発達について,第一人者が紹介。
有名な監獄実験を実施したジンバルドーによる著作。
サイコパシーについて新しい研究や事例をもとにわかりやすく紹介している。
精神分析と神経科学を統合しようとする新たなムーブメント。
ビッグデータからソーシャルネットワークを解明。
サイエンスライターによるAI(人工知能)論。AI関連書籍は最近多く見られる。
リーダー争いに注目してチンパンジーとボノボの生態を追う。
30の名著を挙げて,心理学の全体像を描写。
海外で定番の大型テキストの翻訳書。心理学の全体像をしっかりと理解できる。
教科書シリーズとして続々と刊行。本文2色刷。
執筆:ちとせプレス