サイナビ!アーカイブ

ロコモーションの発達と日常経験 

領域を超えた発達の様相を捉える「発達カスケード」の視点が注目されています。『歩行が広げる乳児の世界――発達カスケードの探究』著者たちによるリレー連載の第2回。日常に近い環境から,運動発達の様相を丁寧に捉え,他の領域の発達 […]

自分を受け入れてくれる他者の視点に立って... 『パーソナリティ研究』内容紹介

自分をどう見るかが精神的健康に影響するという知見があります。過去のネガティブな出来事について筆記開示を行った後で,受容的な他者の視点から自分自身や過去のネガティブな出来事を評価することが,自己概念や精神的健康にどのような […]

発達は滝の流れのように:発達カスケードの... 

ハイハイから歩行へと移動運動(ロコモーション)が変化することが,乳児の認知や言語,他者とのかかわりの発達にどのような影響を及ぼすのでしょうか。領域を超えた発達の様相を捉える「発達カスケード」の視点が注目されています。『歩 […]

仕事に特化した先延ばし傾向を測定する日本... 『パーソナリティ研究』内容紹介

やらなければならない仕事があるはずなのに,重要なタスクを後まわしにしてしまったり,スマホをさわってしまったり……。ほとんどの人には,多かれ少なかれそうした経験があるのではないでしょうか。今回,仕事における「先延ばし」に関 […]

書店でのトークイベントを開催しました 『女性リーダーはなぜ少ないのか?――リーダーシップとジェンダー』刊行記念

『女性リーダーはなぜ少ないのか?――リーダーシップとジェンダー』の刊行を記念して、著者の坂田桐子・広島大学教授によるトークイベントをマルジナリア書店(東京・分倍河原)にて開催しました。(編集部)

回答データから回答の癖や比較対象の違いの... 『パーソナリティ研究』内容紹介

質問紙調査において,個々の人の回答の癖や比較対象の違いがある場合に,どうすれば適切な回答を得ることができるでしょうか。回答の癖や比較対象の違いによる影響を取り除くために用いられる係留ビネット法について,これまでの「個別呈 […]

書評『こころのやまいのとらえかた』 

「こころのやまい」を1つの現象としてとらえ,多層的に眺めていく『こころのやまいのとらえかた』(佐々木淳著)。「多層的に見る」ことは,臨床実践の腕を上げるためにどのような意味をもつでしょうか。伊藤絵美・洗足ストレスコーピン […]

児童虐待をした女性よりも男性の方が厳しく... 『パーソナリティ研究』内容紹介

母親が児童虐待をしていた場合と父親が児童虐待をしていた場合とで,当人への非難の度合いが異なるという知見が欧米の研究から得られています。同じ傾向が日本でも見られるのか,シナリオ法を用いて検討がなされました。(編集部)

この研究者を読め! 『心理学を遊撃する』(山田祐樹 著)書評

心理学における再現性問題にまつわるさまざまな課題への自身の取り組みを描いた話題の新刊・山田祐樹『心理学を遊撃する』。じつはこの本、心理学を超えて、いろいろな関心をもつ人に響くポテンシャルをもつかもしれない? 平石界・慶應 […]

人の不幸を面白がる人はゴシップを首謀しや... 『パーソナリティ研究』内容紹介

やるべき作業をサボって周りに迷惑をかけている人が叱られているのを見ると,喜ばしい気持ち(正義型シャーデンフロイデ)が喚起されることがあります。正義型シャーデンフロイデがモラル違反者に対する制裁行動を促すのかを,大学生を対 […]