著者アーカイブ:

対談:犯罪・非行からの離脱をめぐって(前... 対談 山田憲児×岡邊健

犯罪や非行をしなくなること,しなくなっていくプロセス――犯罪・非行からの離脱――が近年注目されています。社会学的な視点から多面的に分析した『犯罪・非行からの離脱(デジスタンス)』の編者である岡邊健・京都大学教授と法務省や […]

仲直り研究者を訪ねて(後半) 

人間やさまざまな動物に見られる仲直りについて,進化ゲーム理論,動物行動学,心理学の研究を駆使して,進化心理学の観点から読み解いた『仲直りの理』を上梓した大坪庸介准教授が,動物行動学や幼児の仲直り研究で用いられるPC-MC […]

仲直り研究者を訪ねて(前半) 

人間やさまざまな動物に見られる仲直りについて,進化ゲーム理論,動物行動学,心理学の研究を駆使して,進化心理学の観点から読み解いた『仲直りの理』を上梓した大坪庸介准教授が,動物行動学や幼児の仲直り研究で用いられるPC-MC […]

容姿へのとらわれと思いこみの関係――メン... 『パーソナリティ研究』内容紹介

ある調査では日本人の若者の半数に,自分の容姿に関する心配があることが示されています。大学生が抱く容姿へのとらわれ(醜形恐怖心性)に関して,自己や他者の感情,願望,目的,態度などの精神状態に注意を向け,省察する能力であるメ […]

向社会的行動の対象とその動機づけ 『パーソナリティ研究』内容紹介

相手のことを思いやって,または誰かのために行う行動である向社会的行動は,その対象によって行われやすさが異なることがこれまでにわかっています。対象によって向社会的行動の動機づけがどのように異なるかが,小学5年生から中学3年 […]

幼児期から児童期の子どもの学校適応を継続... 『パーソナリティ研究』内容紹介

子ども自身が学校に対して感じる感情を測定する尺度として学校肯定感・回避感尺度(SLAQ)があります。日本語版SLAQの親評定版は未開発でした。幼児期から児童期にかけて,学校移行期間の子どもの適応状態を縦断的に評価するうえ […]

他人の不幸を喜びやすい人とそうではない人... 『パーソナリティ研究』内容紹介

他人の不幸を第三者目線から喜んでしまう感情であるシャーデンフロイデには,ポジティブに働きうるものと邪悪な結末を呼び寄せてしまうものがあるといわれています。2種のシャーデンフロイデが,どのような心理や行為傾向と関係があるの […]

オンライン上で見知らぬ人と関わりをもつ小... 『パーソナリティ研究』内容紹介

オンライン上で見知らぬ人と関わりをもつ小学生には,どういった特徴があるのでしょうか。小学生に対して,SNS利用実態や見知らぬ人との交流・対面経験の有無と,本人の孤独感や知覚されたソーシャルサポートがどのように関係するのか […]

他者を手助けする理由とは(中学生を対象に... 『パーソナリティ研究』内容紹介

他者を手助けしたり,誰かのことを思いやる行動である向社会的行動は,さまざまな動機から行わます。そうした動機によって,向社会的行動を行うことによる本人の幸福感に違いがあるのでしょうか。中学生に対する調査から検討がなされまし […]

運を研究するということ(3) 対談 荒川歩×村上幸史

運を心理学的に分析した『幸運と不運の心理学』をめぐって,法心理学やコミュニケーション研究を専門とする荒川歩教授と,運研究を専門とする村上幸史准教授とが,運を研究することについて語ります。最終回の第3回は,幸運と幸福,オカ […]